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6つの紫外線対策と、正しい日焼け止めの選び方&使用法をマスターする

日焼け止め 紫外線対策 UV
日焼け止め

老化の原因は『紫外線』と『酸化』。
要するに、アンチエイジングのポイントは “紫外線対策” と “抗酸化” だと考えます。

白い肌を保つだけでなく、アンチエイジングのためにも、紫外線対策は欠かせない最重要ポイントの1つ。

前ページでは、「『飲む日焼け止め』には日焼けを止める力はほとんどないため “抗酸化” としての利用に留めたほうがよい」という話をしました。その中で、飲む日焼け止めの効果は「毎日飲んでもSPFは2以下」という専門家の分析があることもご紹介しています。

また、環境省が「日焼け後のケアでは、皮膚の老化を防ぐなどの長期的な予防効果は少ない」と指摘していることもお伝えしました。

手間をかけず紫外線対策ができれば嬉しいですが、リアルな話を率直に言えば、日々の地味なケアの積み重ねしかありません・・・始めからガッカリさせてしまったかもしれませんが、方法はシンプルです。

このページでは、美しく白い肌のために欠かせない正しい紫外線対策を改めて確認し、日焼け止めの選び方や使用方法についてもしっかりおさえておきましょう。

環境省が指導する6つの紫外線対策

日焼け止め 紫外線対策 UV
環境省が発表している『紫外線環境保健マニュアル』を基に、6つの紫外線対策をご紹介します。

1.紫外線の強い時間帯を避ける

紫外線は、時刻別にみると正午前後の太陽が最も高くなるときに最も強くなるため、紫外線の強い時間帯を避けて戸外生活を楽しむことを第一に考えるようにします。

2.日陰を利用する

外出したときなどには、なるべく日陰を利用しましょう。

しかし紫外線には、空気中で散乱したものや、地面や建物から反射したものもあるため、日陰でも紫外線を浴びていることは忘れないようにしましょう。

3.日傘を使う、帽子をかぶる

日差しの強いときの外出には、日傘の利用も効果的です。また、帽子は直射日光を遮ってくれます。

ただ、日傘や帽子も大気中で散乱している紫外線まで防ぐことはできないことを覚えておきましょう。

4.衣服で覆う

体を覆う部分の多い衣服の方が、首や腕、肩を紫外線から守ってくれます。

皮膚に到達する紫外線を減らすという意味では、濃い色調で目が詰まった衣類が良いということになりますが、暑い時期には熱中症の心配があるので、戸外で心地よく着ていられるものを選びましょう。また衣服や日傘の色についても同様で、特にこだわる必要はないでしょう。

5.サングラスをかける

サングラスや紫外線カット眼鏡を適切に使用すると、眼へのばく露を90%カットすることができます。サングラスを使用する場合は、紫外線防止効果のはっきり示されたものを選びましょう。

しかし、眼に照射される太陽光は正面方向からだけでなく、上方、側方、下方、後方からの光も眼を直接、間接的に照射しています。顔にフィットした、ある程度の大きさを持つ眼鏡をかけ、帽子もかぶると効果的です。

また、色の濃いサングラスをかけると、瞳孔が大きく開きます。そのため、紫外線カットの不十分なレンズでは、かえってたくさんの紫外線が眼の中へ侵入し、危険な場合がありますので気を付けましょう。

6.日焼け止めを上手に使う

顔など、衣類などで覆うことのできないところには、大人も子供も上手に日焼け止めを使うのが効果的です。

乳児の場合は、紫外線の強い時間帯には外へ出さない、また覆いをするなどの工夫をすれば、日焼け止めを使わなくてもよいでしょう。

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環境省が指導する内容を見ると、結局のところ紫外線対策の基本は「紫外線を避ける」「日焼け止めを使う」という2点に絞られます。

知っておくべき『日焼け止め』の基礎知識

基本的には紫外線を避けるようにしたうえで、上手に日焼け止めを利用しましょう。まず、日焼け止めの種類などの基礎知識を知っておくと便利です。

日焼け止め 紫外線対策 UV

日焼け止めには、液状・クリーム・乳液・スプレー・パウダー・シート状など多くのタイプがあります。

いずれの日焼け止めにも、紫外線防止効果を発揮させるために、普通の乳液やクリームの成分に加えて、紫外線防止剤が配合されています。
紫外線防止剤は、紫外線散乱剤(無機系素材)と紫外線吸収剤(有機系素材)の2つに分けられますが、日焼け止めには数種類を組み合わせて配合されています。

紫外線防止剤の種類と特徴

環境省は日焼け止めに配合される紫外線防止剤について、以下のように説明しています。
紫外線防止剤は、先述したとおり紫外線吸収剤と紫外線散乱剤の2つありますが、それぞれの特長については下の表を見てください。

紫外線吸収剤は、白くならないという非常にすぐれた特徴をもっている半面、まれにアレルギー反応をおこす人がいます。一方、紫外線散乱剤は、少々白くなりますがアレルギーをおこすことがほとんどありません。
子供用として売られているものや 、 皮膚の敏感な方用の日焼け止めは紫外線散乱剤のみを含んでいるものが多く、「紫外線吸収剤無配合」とか「紫外線吸収剤フリー」あるいは「ノンケミカルサンスクリーン」といった表示がされています。
多くの日焼け止めに含まれている紫外線防止剤を表3-2に示しています。化粧品に含まれている成分はすべて表示されていますので何が入っているのか調べることができます。

日焼け止め 紫外線吸収剤の種類と特徴

デメリットとして、紫外線吸収剤はまれにかぶれる人がいます。上には書かれていませんが、酸化亜鉛も金属アレルギーの人には合わない場合があります。

酸化チタンの安全性

紫外線散乱剤、特に酸化チタンは肌に塗ると白く見えることと、塗り心地が若干劣る場合が多い点は否めません。また、以前、酸化チタンの ① 酸化 と ② 発がん性 における危険性が叫ばれたことがありました。酸化チタンについては今でも安全性において危惧している人もいると思うので、ここで少し説明しておきます。

酸化 については、現在化粧品に配合されるものは表面コーティング処理を行っているのが通常です。
発がん性 については以下の通りで、結論から言えば、現時点で安全性の高い成分であると考えられています。

現在、酸化チタン(ナノ酸化チタンも含む)の発がん性については、IARC(国際がん研究機関)、EU(欧州化学庁)、日本産業衛生学会、ACGIH(米国産業衛生専門家会議)、NTP(米国国家毒性プログラム)等複数の評価機関が分類を公表していますが、人への発がん性を疑う分類(2B)をしているのは IARC 唯一つでした。IARC は人への発がん性を疑う根拠として、吸入ばく露によりラットの肺に腫瘍が認められたことを示していますが、マウス、ハムスターには腫瘍発生は認められなかったこと、欧州、および、北米で行われた人に対する疫学集団研究では酸化チタンと発がん性の因果関係は示されなかった等により、我々は「人に対する発がん性に対しては十分な証拠ではない」と結論付けしています。

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酸化チタンについては、微粒子酸化チタン(ナノ化酸化チタン)を含めて、皮膚刺激性・眼刺激性はほとんどなく、経皮吸収においては角質層の限局された部位にしか浸透せず、アレルギー(皮膚感作)の報告もないため、現時点で安全性の高い成分であると考えられています。

日焼け止めの選び方

日焼け止めには、SPFとPAの表示がありますよね。ここでSPFとPAを簡単に説明しておきましょう。

SPFとは

SPFは、サンプロテクションファクター(Sun Protection Factor)の略で、主にUV-B(紫外線B波)の防止効果を表す目安の数値です。数字が大きいほど効果が高くなります。
この数字の意味は、紫外線を浴びて日焼けするまでの時間をどれだけ遅らせるかという意味で、たとえばSPF30なら30倍遅らせることができることを意味しています。

PAとは

PAは、プロテクショングレイドオブUVA(Protection Grade of UVA)の略で、主にUV-A(紫外線A波)の防止効果を表す目安の数値です。
++++、+++、++、+の4段階あり、+が多いほど効果が高くなります。

SPFとPAをだいたい理解したところで、日焼け止めのSPFとPA値はどれ位のものを選べばよいのかを確認しましょう。以下は環境省が発表している資料です。

日焼け止めの選び方

上の表をもう少し見やすく、下にまとめました。

生活シーンに合わせた日焼け止めの選び方
日常生活(散歩、買い物等) 10~20
屋外での軽いスポーツやレジャーなどの活動 10~30
++
炎天下でのレジャー、リゾート地でのマリンスポーツ等 30~50
+++
非常に紫外線の強い場所や、紫外線に特別過敏な人達等 50~50+
++++

どうしてもSPFとPAの数値が高まるほど使用感が悪くなる場合があるので、日焼け止め選びの参考に上の表を利用してくださいね。

日焼け止めの塗り方

日焼け止め選びが終わったら、今度は塗り方です。
基本的には、使用する日焼け止めに記載された説明の通りに使えばよいのですが、環境省は以下の通り一般的な使用方法について指示しています。

日焼け止めの塗り方
日焼け止めの塗り方のポイントは、「使用量を守って、ムラなく塗る」ということですね。

通常の化粧品なら、肌の状態を見ながら加減してもそれほど問題はありませんが、日焼け止めは別です。紫外線防止剤を肌に均一に伸ばして、紫外線を吸収あるいは散乱させる必要があるからです。

日焼け止めの使用感は格段によくなりましたが、それでも心地のよいものではない場合がほとんど・・・しかし日焼け止めの効果をしっかりと発揮させるために、使用量を守り、必要に応じで塗りなおすようにしましょう。

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紫外線対策の基本は「紫外線を避ける」「日焼け止めを使う」という2点。

なるべく日差しに当たらないよう日陰を利用して、洋服・日傘・帽子・サングラスなどで紫外線を遮り上手に日焼け止めを選んで正しく使用しましょう。

出典・参照:環境省

葉月 敬子

美しいもの、機能的なもの、ワクワクする変化。 愛せるものを見つけて、生活がもっと楽しくなる種をお届けできたら幸せ。 ▪ AEAJ認定 アロマテラピーアドバイ...

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