マスカラの塗り方「しっかりロング、適度なボリューム」上品に目を大きく見せる最適解
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マスカラの悩みは尽きない。
長さ、カールキープ、ボリューム、滲み難さ、セパレート、ボソボソしない仕上がりの美しさ、上まつ毛と下まつ毛がくっつかない、繊維が目の下に落ちない、リムーブのしやすさ・・・。
これらの希望を複数持っていませんか?
私はマスカラジプシーで、どれだけ散財してきたかを考えると恐しいけど、結論から言って希望の全てを1本で叶えるマスカラはなかった。
そうなると、通常なら何を優先させるかを選ぶことになりますよね。だけど、手間をかけることが可能なら何も諦めず理想のまつ毛を完成させることができます。
長さと上品なボリュームを備える3つのアイテム
試行錯誤を繰り返した結果、1本だけで理想のまつ毛を作るのが難しいのは分かった。
それでも、複数使いでそれぞれの長所を生かすことによって、理想に近づくことができます。
- マスカラベース
まつ毛を健康に保ちながら、マスカラの効果を最大限に引き上げる。 - ロングタイプ
ロング(レングス)タイプのマスカラで、まずは長さを出す。
ロングタイプは伸ばすことに特化されているため、ボリュームに物足りなさを感じるかもしれないけど、ここでは気にしない。 - ボリュームタイプ
ボリュームタイプのマスカラで、根本中心にボリューム(濃さ)を補足する。
これで自然に目元がはっきり大きく見えます。
3本使用するため初期投資は高くなるけど、普段マスカラを塗り重ねている人ならコスパ的には似たようなもの。
どうせ重ねるなら、それぞれの特長を発揮させてよりキレイに重ねてしまえという考え方です。
この3本のマスカラの塗り方を次にご紹介しますが、もし3本は多すぎると思うなら、好みのマスカラの前にマスカラベースだけでも取り入れて欲しい。良質なマスカラベースなら、グンと仕上がりが変わります。
美まつげを完成させるマスカラの塗り方
愛用中のディオールで紹介していますが、好みのマスカラベースやマスカラを使用すればOKです。
STEP.01|マスカラベース
マスカラベースの必要性は、まつ毛をケアしつつ、次につけるマスカラの仕上がりをアップさせることにあります。
良いマスカラベースを選べば、仕上がりの違いをはっきり体感できるし、継続使用でまつ毛の健康状態を保つことも可能。
ここで紹介する『ディオールショウ マキシマイザー 3D』は、朝はマスカラベースとして、夜はトリートメントとして使用できます。1日2回の使用で効果が最大限に高まるそう。
ディオール公式では「下地としてボリュームを3倍まで最大化し、美容液としての高いケア効果で、しっかり強いまつげへと導く」と説明している。
色は白いけど、マスカラを重ねれば白い色が残ることはなく、マスカラの色をより鮮明に、艶やかに見せてくれる。これは本当におすすめできるアイテムです。
マスカラベースの塗り方
欲張ってベッタリつけず、根元からすーっと伸ばす。目頭側、目尻側も忘れずに。
ディオールショウ マキシマイザー 3D
STEP.02|ロング(&カール)
ベースの後、最初のSTEPはロング(レングス)タイプのマスカラを。
まずはしっかり長さを出します。ここではボリュームのことは気にせず、長さに注力。
現在ディオールで展開されているマスカラで、ロングタイプはこの『ディオールショウ デザイナー』1本だけ。
重ねれば重ねるほどぐんぐん伸びて、笑っちゃうほど。しかもその伸び方が美しいのです。毛先に向かってスーッと細く伸びる。仕上がりの質感は艶やか。
敏感な目元だから、ぬるま湯で簡単に落とせるのも嬉しい。
お湯で落とせるロングタイプのマスカラとしては、クリニークの『ラッシュ パワー マスカラ ロング ウェアリング フォーミュラ』もロングセラーの超人気商品で有名です。
だけど実際使って比べてみると、あらゆる点においてディオールが上だと感じました(個人の感想です)。たとえば肝心の長さや落としやすさもディオールが上だと思ったし、カール力がなくてまつ毛が下がってくるのもマイナスポイントでした。
『ディオールショウ デザイナー』は非常に優れていると思う。
マスカラ(ロングタイプ)の塗り方
しっかりまつ毛を伸ばすことに注力して、毛先に向けて塗り重ねながら伸ばします。
ロングタイプの多くは伸ばす性質に特化しているため、ボリューム感が物足りないかもしれません。しかしここでは、ボリュームは気にせず、長さをしっかり意識して。
目元をもう少しはっきりさせたい、大きく見せたい人は、次のSTEPへ。
ディオールショウ デザイナー
STEP.03|ボリューム(&カール)
次に使用するのはボリュームタイプ。
ロングタイプで足りないボリュームをプラスしましょう。主に根元に重ねて濃さを出し、目元をはっきり見せます。
『ディオールショウ アイコニック オーバーカール』は、ディオールでカール&ボリュームとして展開されるマスカラの中でも、ぬるま湯で落とせるタイプ。
まつ毛そのものをカールしやすい状態に高め、キープしてくれる。さらにまつ毛の生育も促進。
ロング(レングス)タイプのマスカラの後、これでさらに塗り重ねても、ダマになったりひじきまつ毛になったりしないのも非常に魅力的なポイント。
マスカラ(ボリュームタイプ)の塗り方
まつ毛の根元にしっかり押し上て、毛先に向かって伸ばします。根元につけることを意識して。
『ディオールショウ アイコニック オーバーカール』の場合は、まずブラシの曲線内側を目の丸みに重ね、上から塗布。その後、ブラシの外側を使い、まつ毛の根元にブラシを押し当て、持ち上げるように塗布します。
まつ毛の根元にブラシを押し当てることによって、まつ毛とまつ毛の隙間が埋まるため、インサイドライン効果を発揮します。私はディオールのマスカラを使うようになって、まつ毛の隙間を埋める作業がほとんど不要になりました。
もしマスカラが滲んでしまうタイプなら、この後に滲ませないためのトップをプラスするのも良いでしょう。効果があります。
以上、散々マスカラジプシーを繰り返した後の最適解としてマスカラの塗り方をご紹介しましたが、今回ご紹介したマスカラはぬるま湯でオフできるから、まつ毛に負担がかかりにくく、何よりラクです。
ディオールショウ アイコニック オーバーカール
日頃のまつ毛ケアも忘れずに
さて、美しくマスカラを塗るためには、土台となるまつ毛が健康であることが大切ですよね。ここで簡単に、まつ毛のケア方法も確認しておきましょう。
まつ毛を傷つけない
まつ毛をこすったり、アイメイクが残っていたり、ビューラーのゴムを変えていないなど、まつ毛に負担をかけないこと。
まつ毛を育む
目元を温めたり目を動かすなどして血行をよくし、栄養・睡眠をしっかりとりましょう。
まつ毛美容液を利用する
まつ毛美容液は効果を実感している人も多いので、試す価値あり。
マスカラベース、ロングタイプ・ボリュームタイプのマスカラのそれぞれの特性を生かし、上手に取り入れることが理想のまつ毛を完成させるコツ。
自分が目指すまつ毛に合わせて、マスカラをセレクトしましょう。